鼻炎で耳鳴りが起こる原因とは
鼻炎が原因で耳鳴りが起こる?
耳と鼻は耳管という管でつながっています。鼻炎を起こすとその影響は耳にまで及んでしまいます。
アレルギー性鼻炎や風邪、花粉症などの鼻炎が原因で耳に負担がかかると、耳鳴りがすることがあります。
耳鳴りが起きてしまう原因には、鼻炎のときの鼻のかみ方も関係しています。
そこで、鼻炎によって耳鳴りが起きてしまう原因をご紹介します。
鼻炎で耳鳴りが起こる5つの原因
鼻炎で耳鳴りが起こる原因1
- 鼻を強くかむ癖がある
鼻を強くかむと耳に圧力がかかり、耳に負担がかかり、耳鳴りの原因となります。また、鼻水が耳に達してしまうと、炎症を起こしてキーンという耳鳴りがすることがあります。
鼻炎で耳鳴りが起こる原因2
- 左右両方の鼻を同時にかんでいる
左右同時に鼻をかむと、細菌やウイルスを含んだ鼻水が奥に入ってしまって副鼻腔炎や中耳炎、鼓膜の出血などを起こす可能性があります。耳の炎症が原因で耳鳴りが起こることもあります。
鼻炎で耳鳴りが起こる原因3
- 鼻水を鼻に残したままにしている
鼻炎で鼻水をかまずに残しておくと、鼻の中でウイルスや細菌が増えてしまい、鼻炎が長引く原因となります。
耳と鼻はつながっており、鼻炎があるというだけで中耳炎や耳鳴りが起こる可能性が出てきてしまいます。
鼻炎で耳鳴りが起こる原因4
- よく鼻をすする
鼻をすすると、鼻水が吸い込まれて耳に達し、炎症を起こして耳鳴りがすることがあります。また、鼻をすする癖があると、鼓膜が薄くなったり、鼓膜の弾力が低下したりして、耳鳴りだけでなく伝音性難聴になる原因にもなります。
鼻炎で耳鳴りが起こる原因5
- 耳管のむくみ
鼻炎や副鼻腔炎で鼻が炎症を起こしていると、その炎症が耳管にも達し、耳管炎を起こす可能性があります。耳管炎によって耳管が塞がり耳管狭窄症となることが原因で耳鳴りがすることがあります。
まとめ
耳と鼻はつながっているので、鼻炎が原因でキーンやピーなどの耳鳴りが起こっている可能性もあります。鼻炎が原因でキーンやピーなどの耳鳴りが鳴っている場合は、鼻炎の症状を抑え、治していくことが大切です。