耳鳴りと六味丸
耳鳴りの症状に六味丸は効果ある?
六味丸(ろくみがん)は耳鳴りに効果があるのでしょうか。
耳鳴りのために六味丸などの漢方薬を飲む場合には、自分の体の状態に合った漢方薬を選ぶことで効果が高まります。
六味丸(ろくみがん)は、年齢とともに疲れやすくなった方や、冷え性ではなく暑がりの方、乾燥しやすく肌がかゆくなる方などに向いている漢方薬です。
反対に、六味丸は冷えやすい方、寒がりの方の耳鳴りには向いていません。冷え性の方は六味丸よりも八味地黄丸の方が良いでしょう。
六味丸は、六味地黄丸(ろくみじおうがん)と呼ばれることもあります。
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています1
- 体力が無く疲れやすい
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています2
- 中高年の方
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています3
- 暑がりで、ほてりやのぼせがある
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています4
- 顔色が赤い
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています5
- 口が渇いたり、唇が乾燥して裂けたりする
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています6
- 残尿感や夜間頻尿などがある
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています7
- 乾燥肌でかゆみがある
六味丸はこんな方の耳鳴りに向いています8
- 便秘になりやすい
六味丸の生薬
六味丸には6つの生薬が含まれています。六味丸に使用されている生薬は、地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)の6種類です。
まとめ
六味丸(ロクミガン)もしくは六味地黄丸(ロクミジオウガン)は、体力の低下、ほてり、乾燥などがある際に向いている漢方薬です。耳鳴りのために六味丸などの漢方薬を選ぶ際には、体に合った漢方薬を選びましょう。